抵抗がある人は青汁で

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豊富な栄養素や健康効果が話題になり、ミドリムシを使った料理を食べることができるお店などが話題になりました。中でもミドリムシを使ったラーメンは有名ですが、野菜と変わらないとわかっていても、緑色の見た目やムシ、藻というイメージから抵抗があり、食べる勇気が出なかったという人も多かったようです。食用に使われているのは専用の施設で繁殖させたものなので、お腹を壊したりすることはありませんし、味も緑色の野菜や海草などと大差はありません。それでも抵抗があるという人には青汁がおすすめです。

参考HP《石垣産ユーグレナ(ミドリムシ)公式通販 ユーグレナ・ファーム
ミドリムシを使用した青汁を販売しています。

青汁は元々の味が濃く、色も緑色のためミドリムシが入っていても見た目や味が気になるということもありません。青汁は元々野菜不足などによる栄養の偏りや健康への影響が気になる人が飲む物なので、目的も一致しています。青汁には乳酸菌が含まれている商品も多いのですが、ミドリムシは乳酸菌の働きを助け活性化させる効果を持っているため相性が良いです。

同じように乳酸菌を活性化させることができるオリゴ糖よりも効果が高いと言われているため、腸内環境を整えたい人にもおすすめです。他にも髪の毛や肌にも良い効果があることがわかっているので、健康だけでなく美容にも効果的です。

食用のミドリムシ

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植物でありながら動物でもあるという特徴を持つミドリムシは、野菜や魚に含まれる幅広い栄養素を持っています。ビタミンや鉄、亜鉛などの不足しやすい成分はもちろん、青魚などに含まれるDHAやEPAといった身体に良いとされている成分も摂れるため、偏りがちな栄養を補うことができます。

他にも野菜や魚をそのまま食べるよりも優れている点がミドリムシにはあります。普通の植物の場合、細胞の外側は細胞壁という組織で覆われています。細胞壁の主成分であるセルロースは人間には分解することができず、食物繊維としてほとんど排出されます。腸内の微生物の働きによって一部は分解されるため野菜を食べても全く栄養が吸収できないわけではないのですが、効率良く栄養を摂ることができないと言われています。ところがミドリムシは動物と同じように細胞壁は持たず、細胞は細胞膜で覆われているだけです。そのため消化しやすく栄養の吸収率も高くなっています。

豊富な栄養素が含まれているだけでなく、余分なものを排出する効果もあるとされています。パラミロンという小さな穴がたくさん開いた炭のような構造をした物質が含まれていて、コレステロールや油分などを吸着して体外に排出すると言われています。

ミドリムシとは

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ミドリムシはユーグレナとも呼ばれる単細胞生物で、植物としての特徴と動物としての特徴を併せ持つため、理科の教科書によく取り上げられています。田んぼや池などの淡水ではよく見られる身近な生物ですが、近年様々な利用法が研究されている注目の資源でもあります。

ミドリムシの効果はまだ研究段階のものも多いですが、人間や養殖の魚などのための食用を目的とした研究が進んでいます。豊富な栄養を持っていることがわかったため、栄養を補助するためのサプリメントに利用されている他、養殖や畜産などの一部でユーグレナ配合飼料が使われています。まだ研究段階ではありますが、将来的にはジェット燃料の原料として使えるようになると言われています。トウモロコシやサトウキビと並び、環境に優しいバイオ燃料として注目されています。

体長0.05mmという非常に小さな生物ですが、豊富な栄養を含んでいるため食品としての可能性もあります。実に59種類もの栄養素を持ち、ビタミンやアミノ酸、ミネラル、脂肪酸など人間が生きていくために必要な成分のほとんどが含まれています。そのため現段階ではまだ足りない栄養を補助するためのサプリメントとしての目的がほとんどですが、将来的には完全栄養食として食事の代わりにすることができると言われています。

現段階でもサプリメントなどの限定的な用途ではありますが、ミドリムシが利用されるようになってきています。ミドリムシを摂取することによって、身体にはどのような効果が表れるのでしょうか。