食用のミドリムシ

標準

植物でありながら動物でもあるという特徴を持つミドリムシは、野菜や魚に含まれる幅広い栄養素を持っています。ビタミンや鉄、亜鉛などの不足しやすい成分はもちろん、青魚などに含まれるDHAやEPAといった身体に良いとされている成分も摂れるため、偏りがちな栄養を補うことができます。

他にも野菜や魚をそのまま食べるよりも優れている点がミドリムシにはあります。普通の植物の場合、細胞の外側は細胞壁という組織で覆われています。細胞壁の主成分であるセルロースは人間には分解することができず、食物繊維としてほとんど排出されます。腸内の微生物の働きによって一部は分解されるため野菜を食べても全く栄養が吸収できないわけではないのですが、効率良く栄養を摂ることができないと言われています。ところがミドリムシは動物と同じように細胞壁は持たず、細胞は細胞膜で覆われているだけです。そのため消化しやすく栄養の吸収率も高くなっています。

豊富な栄養素が含まれているだけでなく、余分なものを排出する効果もあるとされています。パラミロンという小さな穴がたくさん開いた炭のような構造をした物質が含まれていて、コレステロールや油分などを吸着して体外に排出すると言われています。